3月3日はひな祭り!
女の子のいる家庭では、ひな人形を飾って健やかな成長を願う行事です。
妹が高校に入る前までは毎年ひな人形が飾られていました
スーパーも、ちらし寿司を用意したりとひな祭りムード。
あかりをつけましょ ぼんぼりに~♪
お花をあげましょ 桃の花~♪
この時期になると、至る所で流れてますよね。
でも、歌の意味をきちんと理解しているでしょうか?
せっかくなんで、歌について知っておきましょう!
歌の1番!ぼんぼりの語源 どうして梅じゃなくて桃なの?
ぼんぼりの語源について
一番最初に流れる「明かりをつけましょ”ぼんぼり”に~」
の”ぼんぼり“。
ひな人形のところに飾られているコレですね。
どうして”ぼんぼり”というのでしょうか?
これは、「ほんのり」が変化して「ぼんぼり」になった説が有力です。
柔らかいほんのりした明かりを表現したかったのでしょうね。
また、ぼんぼりは”雪洞”とも書きます。
かまくらの中の火が、ぼんぼりの明かりと似ていたからこの字が当てられたのですね。
なぜ梅の花ではなく桃の花なのか
3月上旬に見ごろな花といえばなんでしょうか?
そう、梅ですよね??
桃の花の見ごろは、3月下旬から4月です。
桜の少し前ですね。
つまり、ひな祭りの時には桃は咲いていないのです。
どうして、桃の花なんだろう?
勘の鋭い方はお気づきかもしれませんが、今の暦に直すと時期が違うのです。
3月3日がひな祭りですが、これは古代中国の陰暦に従ったものです。
今の暦に直すと、3月下旬から4月中旬となり桃の開花時期と重なりますね!
また、桃は多くの実(子供)をつけるので、多産につながる縁起の良い花です。
そのため、女性を敬う象徴の花として見られています。
女の子の行事である、ひな祭りにぴったりの花ですね!
2番!なんで二人は”すまし顔”なの?
ひな祭りで飾るひな人形は、嫁入りの姿です。
嫁入りというのは、結婚をした女性が男性の家に行くことです。
だから、みんなでお祝いしているのですね
このお祝いは、今では披露宴として残っています。
それなら、何故二人はすまし顔なのでしょうか?
これは、当時の結婚事情が影響しています。
昔は結婚が非常に早く、中学生くらいの年頃には結婚している場合が多いです。
今は恋愛結婚が多いですが、当時は両家の親が決めるもの。
当人の意志の介入しないところで、盛り上がっているということですね。
それは…すまし顔にもなるよね
明るく楽しいひな祭りの歌、どこか寂しさを感じますね。
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